小さき日記
神父様といっしょ
2024-12-17
今日は、幼稚園中のお友だちを迎えて、年長組が
イエスさまの降誕劇を披露しました。
そして、お客様がもう一人・・・
それは月に2回英語を教えてくださるジョン神父様です。
神父様に見てもらう日を楽しみにしてきた年長組。
小さきでは、小さなクラスのお友だちも、年長組の演じる
降誕劇を見て、
「クリスマスは、イエスさまの誕生をお祝いする日」と知ります。
今年も、年長児24人が小さいお友だちに伝わるよう、
心を合わせ演じました。
最後は、ジョン神父様が教えて下さった英語での「しずけき」を
みんなで大合唱♪
神父様にいっぱいほめていただいた子どもたちです。
降誕劇の練習に毎日少しずつ取り組んできた子どもたち。
自分の役が好きになり、自信が出てきたことを、ひとり一人から感じます。
明後日の本番では、さらに心を込めて演じることが出来るでしょう。
子どもたちの劇が、皆さんの心に届きますように。
おにぎり弁当
2024-12-10
本園では、12月が来ると、「おにぎり弁当」(お弁当のおかずはなしで、おにぎりだけの昼食です)
という取り組みを行っています。
カトリック園である本園では、クリスマスが近づくことを通して、
世界には・・・
飢えで苦しむ人
戦争で家族を亡くし悲しんでいる人
病気で苦しんでいる人・・・
などがいることを子どもたちに知らせます。
そして、お弁当のおかずを我慢した分を献金として
クリスマスにお捧げすることが出来るよう話しています。
どの子どもたちも、おにぎりが大好き。
そして、同じ地球上に困っている方々がいることを先生たちから話を聞き、
おかずはないけれど、握って下さった家族の顔を思い浮かべながら、
大切におにぎりをいただきます。
困っている人に手を差し伸べること
感謝の気持ちを持つこと
いつも笑顔でいること
私たち大人も日々、心にとめてすごしましょう。
※園内に飾られた「馬小屋」を子どもたちが眺めます。
日々の保育
2024-12-05
園では、食後にお腹も満たされて、トイレへ行き排便をする子どもがたくさんいます。
「うんちに行ってきます!」
3歳児の○○ちゃんが、元気にトイレへ出かけていきました。
しばらくして、様子を見に行くと・・・
「○○ちゃ~ん!」
私(園長)は、トイレに迎えに行ってみました。
すると・・・
○○ちゃんが、トイレでしくしく泣いていました。
「どうしたの?」
うんちがペーパーで上手に拭きとれず、手についてしまったそうです。
「○○ちゃん、大丈夫だよ!がんばって、やってみたんだね。立派だったね。」
と、声をかけ、仕上げ拭きをしてあげました。
そして、いっしょに石鹸を泡立て、手についたうんちは、
きれいにすっきり落ちました。
ほっとした○○ちゃん。
こぼれていた涙を、自分のハンカチで拭きました。
ようやく笑顔が戻り、お部屋のみんなの元へ帰りました。
○○ちゃんにとっては、本当に不安で悲しい出来事だったでしょう。
けれども、この経験は、○○ちゃんにとって力となり、
次から、どんな風にトイレットペーパーを使えば良いか、
上手く拭くためのコツをつかんだことでしょう。
何度も何度も練習を重ねればよいのです!
失敗は、成功のもと!
すっかり元気を取り戻した○○ちゃんでした。
基本的な生活習慣は、何度も何度もこつこつと努力を積み重ね、
ようやく自分の力となるものです。
着替えや食事、様々な場面が幼稚園では、挑戦の場。
どの子どもも、一日の中で、成功体験と失敗体験をし、
小さな冒険を繰り返します。
失敗を恐れてはいけません!大人も子どもも。
※今、クラスで決めた約束を守って、カードにシールを貼っています。
頑張った心をイエスさまに見ていただきます。
絵本の読み聞かせ
2024-12-03
絵本の会のお母さん方が読み聞かせにやって来ました。
絵本の読み聞かせで身につく力って?なんでしょか。
子どもの心が安定する
想像力が育まれる
言語能力が向上する
集中力がUPする などがあるそうです。
子どもだけでなく、大人にもメリットがあるそうです。
忙しい毎日の中でゆっくり子どもと向き合う時間は案外少ないものですよね。
たとえ5分10分でも、同じ世界観を感じながら過ごす時間は、
不思議と大人の気持ちもリラックスさせてくれます。
絵本の読み聞かせは、大切なコミュニケーションタイムです。
私たち教育現場でも、改めて心を込めて読み聞かせを行っていきます。
花育
2024-12-02
弘済会の皆さんから、ちゅうりっぷの球根をいただき、子どもたちが植えることになりました。
「栗みたいな形だね。」
「私は、黄色の花が咲くんだって。」
「ぼくは、赤だよ。」
「春になったら、咲いてね!」
「楽しみ~」
「一つ大きい組になる時、咲くんだよ。」
「花育」を通して、
花や緑に触れ合うことで季節の移ろいを感じたり、
花を観察しながら、命の大切さを学ぶこと、
きれいに咲いた時の喜びや
大切に育てた月日を思い浮かべて、仲間と感動を分かち合うことなど、
伝えていけたらと願っています。